HanaのUCL学位取得奮闘記

HanaのUCL学位取得奮闘記

UCL 修士コース合格への道のりやコースの様子、博士コース申請からロンドン生活まで綴ります

UCL MSc Cognitive Neuroscience1年のスケジュール

こんにちは、Hanaです

ものすごく久しぶりの更新となってしまい猛省中です。

思いの外UCLの学生生活がハードでして、

日々髪を振り乱しながら勉強をしていたら気がつけば2020年が始まっていました。

今は課題の提出ラッシュが始まる前、嵐の前の静けさといったところで

少し心に余裕があるのでぼちぼち更新をしていこうと思います。

ーー

さて、私の通う修士プログラムは現在2学期目に突入しました。

ここで一度、プログラムスケジュールを振り返ってみようかなと思います。

 

イギリスの修士過程は基本的に、1年勉強すれば修士号がもらえる構造です。

これには少し裏があって、

「1年で終わるんだから長期休みなんて期待しないでよ」

といった感じに授業と課題が1年間詰め込まれており、

1年間全速力で駆け抜けた先に修士号が待っている感じです。

 

具体的には

9月ー12月  1学期

統計の授業、脳の構造や機能などの基礎知識を詰め込む授業、

脳機能イメージング技術の基礎を学ぶ授業、研究者のいろはを教えてくれる授業、

脳損傷のある患者さんに対する研究アプローチを学ぶ授業、

オプションでMatlabの授業やセミナーといった感じでした。(詳細は後日!)

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1学期の授業諸々

これに加えて修士研究を行う研究室を決めるために各研究室を訪問し、

面接を経て研究テーマを勝ち取るという熾烈な戦いも繰り広げられました。(こちらも詳細は後日)

 

 

細々とした課題やリーディングなどはなく、

成績は試験もしくは最終エッセイのみでの評価でした。

(11月に試験が2つ、12月に試験が2つ、1月の頭にエッセイ2本の〆切)

ですので、「来週の授業の課題やらなきゃー」ということはありませんでしたが、

この道の専門家になろうと思ってわざわざ勉強をしにきているので

学部生の時以上にしっかりと時間を割いて予習復習リーディング(任意)はこなしていました。

 

そして私は2020年からPhDを開始したいと考えていたので、

研究室探しや奨学金探し、JASSOの申し込みなどを上の内容と並行して行いました。

そんなこんなで冬休みは自宅にこもっていたら気がついたら終わっておりました。

 

1月ー4月 2学期 (現在!)

UCLに所属している研究者が、自分の最先端の研究を通して

自分の研究分野について伝授し、ディスカッションをしてくれる授業が3コマ、

研究内容を一般社会の専門家でない人にわかりやすく伝える技術を磨く授業、

そして修士研究という三本柱をこなすのが2学期目です。

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二学期はこんな感じ

上記スケジュールに加えてセミナーは前学期同様に開催されています。

かなりスカスカに見えるかもしれませんが、空いている時間はほとんど

研究室にこもって修士研究を行なっているので意外と暇ではありません。

 

課題に関しては、3月にエッセイ2本、4月にサイエンスビデオ1本とエッセイ1本、

5月にポスター発表といった感じです。

 

私の場合はこれに加えて1月にPhDの申請を行なったり、2月にJASSOの面接のために一時帰国したり、バタバタとしております。

 

5月ー9月 3学期目

プログラムによっては、5月に1・2学期の試験をまとめてするところもあるのですが、私のプログラムはすでに全て終了した状態ですので、

ここからは研究一本となります。

ひたすら研究をしてデータを集め、論文を執筆する日々が待っているのです。

 

ちなみに卒業式は来年の7月だそうです。遠いよー。

 

ーー

今回はざっくりとイギリス修士学生の年間スケジュールを振り返ってみました。

詳しい授業内容や自習時間の過ごし方はまた別の記事にしたいと思います。

 

Hana